今回の巡礼先は札幌にある北海道大学植物園です。
ずっと行きたいと思っていたけど、冬期(11月の初旬から4月下旬までの約半年間)は閉園しているためなかなか巡礼できなかった江渡貝くんち。
実際に行ってみてわかったのは、ここが予想をはるかに越える聖地だったということです。
北大植物園の見どころは江渡貝くんちだけではありませんでした。
札幌は聖地の宝庫なのでどこに行くか目移りしちゃいますが、北大植物園が開園している時期に札幌周辺の聖地巡礼を計画されている場合は、候補地のひとつに加えていただけたらと思います。
以下に私が北大植物園に行った時の様子を記しますが、いつも通り大変長いです。
そして相変わらず主観に満ちた誰得な内容・・・。
興味のある方がいらっしゃいましたらどうぞお進みください。
※冒頭でも申し上げた通り、北大植物園は冬期は閉園していたり、季節によって開園時間が違ったりします。
旅の計画を立てる前に必ず公式ホームページをご確認ください!
北大植物園は札幌駅から徒歩約10分。
札幌駅周辺は碁盤の目のように道路が走っているので、方向音痴な私でも比較的スムーズに到着することができました。
正門横にはお金が返ってくるタイプの無料ロッカーがありました。
これならチェックイン前、チェックアウト後の巡礼も安心ですね。
園内は大変広く、青の矢印に進むと90分、赤の矢印に進むと45分で回れると案内されています。
できればくまなく園内を散策したいところですが、聖地巡礼として行く場合、抑えておきたいのは赤丸で囲った3か所です。
・北方民族の生活品が展示されている「北方民族資料室」
・江渡貝くんの家のモデルになった「博物館」
・ゴールデンカムイではおなじみの植物大集合「北方民族植物標本園」
「北方民族資料室」は正門すぐ横の建物の2階にあります。
「博物館」は正門から歩いて5分くらい。
「北方民族植物標本園」は地図で見るとかなり距離がありますが、「博物館」から歩いて10分かからないくらいだったと思います。
北大植物園の巡礼の所要時間の目安は、行く季節、ガチ度にもよりますが、1時間半~2時間といったところでしょうか。(ちなみに私は写真撮ったり迷ったりしたので約3時間園内をウロウロしてました。)
とかくスケジュールがタイトになりがちな聖地巡礼の旅、一番奥にある北方民族植物標本園まで行くの、躊躇しますよね。
でもお時間が許すようであればぜひ行ってほしい・・・。
詳細については後述します。
北大植物園に来たら、まずは江渡貝くんちに行かなくてはですからね。
博物館(江渡貝くんち)
森を抜けると見えてくる緑色の洋館。
ゴールデンカムイを読んだことがある方なら「江渡貝くうぅぅん!」と駆け寄りたくなってしまうこと間違いなし。
この北大植物園で一番テンションの上がる瞬間だと思います。
原作と同じ画角で撮った方が良いことはわかってるんですが、現地に行くとテンパっちゃって本能のおもむくままに撮ってしまうダメ人間。
でもたまに原作で描かれたコマに近いものが撮れる時があります。奇跡。
(ゴールデンカムイ8巻 第77話「まがいもの」)
聖地巡礼するとコマ外の姿が見れるのがいいですよね。
建物の外観はもちろん、柱や天井にも細工が施してあってとっても洒落てます。
玄関を入るとヒグマがお出迎えしてくれました。
ツメもキバもめちゃ鋭い。
さすが大学の展示物、これまで見たヒグマの紹介文とは趣がちがいます。
手前がメスで奥がオス。
エゾオオカミは明治20年ごろに絶滅したと紹介されており、現存するエゾオオカミの剥製はこれだけだそうです。
もっと残ってても良さそうだけど、みんな毛皮にされちゃったのかなぁ・・・。
こんなキバでのど笛を狙われた谷垣は死を覚悟したことでしょう。
レタラより小さめで毛もフサフサしていませんが、昔のはく製だから実物通りではないかもしれないですね。
でも江渡貝くんに作ってもらったらもうちょっと違う仕上がりだったかも?
ワモンアザラシ。
亜港ではアシㇼパさんに一撃で仕留められていたけど、いつもやられっぱなしだったわけではなさそうです。
エゾモモンガ。
やっぱりモモンガは飛んでこそですね。
一生懸命な顔がかわいい。
エゾリス。
とっても凛々しく逞しい!
手前のシマリスは食べるところ少なそうだけど、エゾリスは身体も足もしっかりしていて確かにおいしそ・・・
エゾリスは園内にもいました。
地図を見ながら歩いていたら急に飛び出してきてびっくり!
デカい虫かネズミかと思っちゃった。
走り去る後ろ姿を慌てて撮ったんですが、心霊写真みたいですね・・・。
ユキウサギ。
黒い部分、ほんのちょっとだけなんですね。
ゴールデンカムイを読んでいなければ気付かなかったかも。
ピアスサイズだったけど、真っ黒だから雪の中では目立ちそうです。
カワウソ。
え、かわいい・・・ぬいぐるみみたい。
でもゴールデンカムイファンなら煮込まれた頭部がこのかわいらしいお顔に重なって見えるはず。
ヤマシギ。
恋占いのモチーフになるのも納得な貴婦人のようなポージング。
まぁこの後尾形に撃たれて杉元に羽むしられちゃうんですけどね。
タンチョウ。
決して派手ではないけど、美しい佇まい。
外国人がほしがる気持ち、わかる。
これで味がおいしかったら今タンチョウを見ることはできなかったかもしれません。
アオウミガメ。
これは「クンネ・エチンケ」と「フレ・エチンケ」、どっちでしょう。
(ゴールデンカムイ12巻 第114話「エチンケ」)
私も見てもわかんねぇ。
確かにでかい。
写真だと比較するものがないのでわかりにくいですが、タヌキくらいあったと思います。
鳥というより動物のサイズ感でした。
エゾクロテン。
作中に登場したカラフトクロテンはもっと黒かったですが、クロテンのなかでもエゾクロテンだけが黒くないそうです。
大きさもそれなりにあるし、毛はみっちり詰まって光沢があり柔らかそう。
これは高く売れますね。
クロテンと比べると、タヌキとかキタキツネの体毛は毛足は長いけど滑らかさはなく、パサパサしていました。
鯉登さんの天敵、クズリ。
顔は本当にカワイイです。
耳が小さくて丸っこく、愛くるしい見た目はサン〇オの新キャラとして登場してもおかしくないレベル。
でもツメから漂う凶器感・・・。
これは夏羽のエトピリカでしょうか。
「人斬り用一郎」のエピソードで、土方さんがニシン場で働く女性に「お嬢さん方」って声掛けるの、百戦錬磨感があっていいですよね。
ジャコウジカ(オカポイ)。
パッと見、犬くらいの大きさのシカって感じなんですけど、よく見るとちっちゃいキバがあるし足はハイヒール履いてるみたいな独特なフォルム。
麝香って子どもの頃に嗅いだことあるんですが、私もアシㇼパさんと同じく「クサッ!」ってなりました。
そういや麝香(ムスク)はゴールデンカムイの香水にも入ってますが、あれは臭くないんだよなぁ。
当時なんであんなに臭いと思ったんだろう。
昔の金持ちそうな年寄りはみんな麝香の香水着けてた気がします(ひどい偏見)。
歳を重ねた今嗅いだらいい匂いと思えるのかもしれません。
エゾシカ。
よく見るとやっぱりジャコウジカとはちょっと違いますね。
シカもかわいいんだけど、飼うならジャコウジカかな・・・(妄想)。
エゾヒグマ(左)とエゾシカ(右)の骨。
個体にもよると思うけど、この標本では骨の大きさはあんまり変わらなかったです。
でもヒグマは肩甲骨もでかいし手足の骨がシカとは比べ物にならないくらい太かった。
頭蓋骨なんか岩みたい。
指の骨もしっかりしていて、こんなんで殴られたらひとたまりもありませんね。
マンモスのキバもありました。
野田先生は「杉元たちが永久凍土から発見されたマンモスの肉を食べる」という構想も持ってらしたそうですね。
その話、詳しく教えて・・・。
スピンオフ漫画、待ってます。
館内にはご紹介した以外にもたくさん剥製があって、江渡貝くんちは本当に江渡貝くんちでした。
この博物館がなかったら江渡貝くんという剝製屋は生まれなかったかもしれないし、ここに剥製がなかったらここは江渡貝くんの実家ではなかったかもしれません。
野田先生のご出身が北海道で本当に良かった。
現実とフィクションの境目にいるような気持ちになれる聖地でした。
北大植物園は9時から開園していて、江渡貝くんちを見るだけなら30分くらいで巡礼できます。
ゴールデンカムイをご存じの方なら、原作派、アニメ派、これから始まるドラマ派問わず楽しめる聖地だと思います。
ゴールデンカムイ好きだけど聖地巡礼ってしたことないなぁという方も、出張などで札幌にお泊りの際は、朝のお散歩がてらお宅訪問してみてください!
北方民族資料室
正門入ってすぐの北方民族資料室は、コンパクトながらも見応え充分。
展示物のほとんどがゴールデンカムイに登場している一軍たちで、しかも実際に使用されていたと思われる本物ばかりでした。
施設の魅力を積極的にご紹介していきたいのですが、肝心の写真が全体的にピンボケなのは、薄暗い室内だとうまく撮れないのと、老眼のためちゃんと撮れたかどうかの確認がその場でできていないからです。
お見苦しくて申し訳ない・・・。
2巻でアシㇼパさんがレタラを呼ぶために吹いた鹿笛(イパㇷ゚ケニ)もありました。
この資料室は「アイヌ」ではなく「北方民族」の資料室なので、樺太編に登場するアイテムも数多く展示されています。
作中にも登場していたアザラシの長靴。
(ゴールデンカムイ16巻 第159話「ウイルタ民族」)
アザラシの柄ってかわいいですよね。
そしてとってもあったかそう。
足首から下がサケでふくらはぎ部分がアザラシの靴。
ヒレを残してあるのはワンポイント的な意味でかと思いましたが、もしかしたら滑り止めの役割もあるのかもしれません。
柄は違うけど、アシㇼパさんの着ているテタラペと谷垣の着ているアットゥシ。
見比べてみるとテタラペやっぱり白いですね。
アットゥシの反物。
見た目は硬めの敷物みたい。
ゴワゴワしてそうですけど、実際に触ってみるとちゃんとやわらかい布なのが不思議。
布を織るための道具一式。
素敵な柄が彫ってあるし、使い込まれてめっちゃいい色になってる。
きっと大切にされてきたのでしょう。
アシㇼパさんがこれらを使う日は来るのかな・・・。
右は噂のコクワ(サルナシ・クッチ)。
水筒になったりかんじきになったり紐になったり実は食べれたり。
汎用性が高すぎる!
デザインがかわいいアザラシの上着。
キラウシが紹介してくれていた鳥皮衣がありました。
(ゴールデンカムイ16巻 第151話「ジャコジカたち」)
これは「着る羽毛布団」的な発想から作られたものでしょうか。
エトピリカの毛皮で作られているようですが、一体何羽分の羽でできてるんだろう。
とってもゴージャスでした。
木綿衣のチカルカルペとウルンペ。
頭巾やハチマキもありました。
アシㇼパさんの必須アイテムも展示されています。
右のわっかは水鳥用の罠「カシンタ」。
(ゴールデンカムイ11巻 第108話「大湿原」)
こんなんいっぱい水辺に浮かんでるから、水鳥だってまさか罠だとは思わないですよねぇ。
住居についても紹介されていて、チセの見取り図や骨組みが見れました。
重機を使わず数日で組み立てることができたっていうけど、それで北海道の厳しい冬を乗り切れちゃうなんて一体どんな工夫がされていたんでしょう。
アイヌの人の知恵と技術って本当にすごいですね。
アシㇼパさんが火起こしに使っていた道具一式。
(ゴールデンカムイ21巻 第204話「残したいもの」)
アシㇼパさんやちびっこ有古が持っていたチノイェタッ。
思った以上にしっかり巻いてありました。
写真が不鮮明なのが本当に悔やまれます・・・。
実際に使われていたと思われるイオマンテの道具。
昭和10年に撮影された映像を観ることができたのですが、結構衝撃的。
聞くのと観るのとでは全く印象が違うもんですね。
これを観てから原作でアシㇼパさんが杉元にイオマンテについて説明してくれた場面を読むと、アシㇼパさんの言っていることが前より理解できた気がしました。
杉元とアシㇼパさんの会話は、イオマンテに対する野田先生の解釈のひとつなんだろうと思います。
アシㇼパさんは「情がうつるから距離をおく」と言っていたけど、子熊のお世話は誰かがしなきゃいけないわけで、自分がその役割を担ったとしたら・・・名誉なことなのかもしれないけど、やっぱり辛いですね。
「博物館」でも「資料館」でもなく、「資料室」と控えめに表現されている通り、大変こじんまりとしていましたが、ゴールデンカムイのエッセンスがぎゅぎゅっと凝縮されていました。
自然の特性を生かして作られた展示物も多く、それらの元になった植物を次にご紹介する北方民族植物標本園で見ることができます。
植物からの視点でアイヌ文化を知ることができちゃうなんて、植物園ならではのアプローチですね!
北方民族資料室と北方民族植物標本園、併せて巡礼するのがオススメです。
北方民族植物標本園
公式ホームページをチェックした時に、名前だけ確認して詳細を調べずに行ってしまった北方民族植物標本園。
私がこれまで行った聖地とはひと味もふた味も違いました。
どう違うのか言葉で説明するの難しいんですけど・・・なんかゴールデンカムイの登場人物に会えた気がしたんですよね。
語弊があったら申し訳ないんですが、聖地巡礼って、ゴールデンカムイの場合「過去のもの」を見に行くことが多いじゃないですか。
私の場合は、それを見て杉元たちが生きた時代に想いを馳せつつ妄想を広げて楽しんでるんですけど、ここにいる植物は「バリバリの現役たち」でした。
クマ牧場で、同じく「生きている」ヒグマを見た時はそんな風に思わなかったんですが、植物ってあまり個性が感じられないからか、つい「あなたゴールデンカムイに出てましたよね?」って聞きたくなっちゃいました。
標本園でゴールデンカムイで見た植物たちに囲まれていると、アシㇼパさんたちと一緒に森にいるような気持になり、自分でもびっくりするくらいテンションが上がりました。
他の聖地にある物や建物は基本的にいつ誰が行っても同じものが見れますが、ここは自然が相手なので、巡礼した季節、時間、天気によって園内の様子はかなり違うと思います。
一例として私が行った時の様子をお伝えできればと写真を撮ってきたんですが、撮影技術がなさすぎて特に大きな木などは全体を写すのが難しく、現地の良さのごく一部しか切り取れませんでした。
下記の内容はご参考程度にご覧ください。
また、私はありとあらゆる植物を枯らしてきた「逆緑の指」を持つ人間なので、植物の知識はほぼ皆無。
見当外れなこと書いてたらごめんなさい。
ゴールデンカムイでおなじみの植物の名前が散見されます。
凡例を見ると、アイヌの人は植物を色んなところで役立てていたことがわかりますが・・・え?「呪」??
物騒なワードに心がざわつきましたが、どうやら儀式系に使われるものがこちらに分類されているようでした。
私が行ったのは夏の終わりだったので、営業終了している(と思われる)植物も結構ありましたが、いくつか原作に登場する植物が見れましたのでご紹介いたします。
命のやり取りに欠かせないトリカブト。
用途には「ヒグマを捕るための矢毒を作る」としっかりと明記されていました。
葉っぱは枯れ気味でしたがお花は紫色で可憐でした。
このお花の形が兜のようだから「トリカブト」って名前らしいですね。
実的なものもあったんだけど、これは種なのかな?
根っこだけでなく全体的に毒があるそうなので、取り扱い注意です。
山菜の中で最も肉に合うというニリンソウ。
アシㇼパさんにとって「ニリンソウ>>>アチャ」ってくらい大切な植物(白石談)。
でもこの元気いっぱいに伸びているやつは多分違いますよね。
地面にちょこっと生えてる、葉っぱがちょっとトリカブトに似てるやつがニリンソウかなぁ・・・?
これは杉元でなくても見極めが難しい!
ニリンソウの花は白くて小さく、花びらは丸いとのことなので、アシㇼパさんが言う通り、お花が咲いていない時期は素人は手を出さない方が良さそうです。
(ゴールデンカムイ7巻 第68話「侵入」)
それにしても、ニリンソウがなくて嘆くアシㇼパさんのためにちゃんと探して摘んできてあげるの、本当に杉リパですよネ。
アシㇼパさんの夏用の靴の材料、ヤマブドウ。
北方民族資料室に完成品が展示されていました。
標本園と北方民族資料室がもうちょっと近かったら、行き来しながらこうやって原材料と工芸品を見比べることができたかもしれません。
ラッコの肉を前に気まずくなったインカラマッちゃんが採りに行ったハマナス。
標本園の木は葉っぱだけでしたが、バラ園の方にあったハマナスには実が成っていました。
バラ園にもあるのなんでかなって調べたら、ハマナスの実とローズヒップって同一人物でした。
谷垣は食べて「すっぱ!」って言ってましたが、そうか、あれがハマナスの味なのか・・・。
ローズヒップティーを飲む時、ラッコ鍋のすったもんだを思い出しひとりニヤニヤしてしまいそうです。
資料室でもご紹介したサルナシ。
クッチの実ってちっちゃいキウイみたいな形と聞いてますが、残念ながら実は成っていませんでした。
クッチ、食べてみたいんですよね。
原作で描かれていたしっかりとした茎は確認できました。
水を取り合ったり、かんじきを作ってもらったり。
サルナシをめぐる杉リパのやりとり、何度見ても笑えます。
(ゴールデンカムイ3巻 第22話「伝説の熊撃ち」)
春だったらもうちょっとおいしそうだったかも・・・。
逆光で見えにくいことこの上ないですが、エゾイタヤ。
この木(カエデ)の樹液がツララになったものをアシㇼパさんと杉元がチュパッてしているシーン大好き。
妄想が広がります。
なんか生えてるけど、これは・・・フクジュソウではなさそうですね。
フクジュソウ見たかったなぁ。
春に再訪することをここに誓います。
ツルが伸びるということで棒が用意してありましたが、残念ながら現在巻き付きはゼロ。
一見雑草に見えるこれ、葉っぱの形はそれっぽいような気がするけど、発展途上のイケマ??
仮にそうだったとしてもこれでは根っこをかじることはできそうにありません。
成長を見守りたいと思います。
北方民族植物標本園、まるでゴールデンカムイの世界に迷い込んだかのような不思議な空間でした。
ここにある植物たちは、食料としてだけでなく生活必需品や薬など、現代でも充分活用できるのではないかと思うものばかり。
準備不足で行ったことが悔やまれましたが、失敗しないと学習できないタイプなので仕方ない。
次回は充分に準備をしてから「女の季節(春)」に巡礼したいと思います。
ところで・・・
北方民族植物標本園はガチ勢の方には一見の価値ありの聖地だと思いますが、このエリアの滞在時間はゴールデンカムイの読み込み度合いに比例します。
同志との巡礼だったら全く問題ありませんが、例えば家族旅行とか、ゴールデンカムイを知らない友人と一緒などという場合、「え・・・まさかここにある木全部撮るつもり?」と奇異な目で見られるかもしれません。
博物館や資料館は一般の方でも充分に楽しめる空間なので、一足先に標本園を見て回り、そののち同伴者と合流する、というのも一案かと思います。
北海道大学植物園、とっても楽しかったです。
博物館はキャッチーだし、北方民族資料館はゴールデンカムイダイジェスト版。
北方民族植物標本園はこれまで私が行った聖地の中でもトップクラスのダークホースでした。(単に勉強不足だったからという説もあるけど・・・。)
札幌に行ったら必ず、何度でも巡礼したくなる、まさに聖地。
機会がありましたら、ぜひゴールデンカムイの世界を体感してきてください!!
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