ゴールデンカムイだらけ

ゴールデンカムイにおける自分的萌えポイントを書いたり描いたりする二次創作ブログです。

聖地巡礼番外編 ドッグスレッド聖地巡礼「アイスホッケー初観戦」

今回は聖地巡礼の番外編となる、ドッグスレッド聖地巡礼「アイスホッケー試合観戦」です。

 

ドッグスレッドを読んでいると、野田先生のアイスホッケーに対する熱き想いをひしひしと感じます。

野田先生がそんなにおもしろいっていうアイスホッケーって一体どんなスポーツなのか。

アイスホッケーのことを知るべく試合動画を観たりネットでルールなどを調べてはみたものの、例によって例のごとく「知らないことのマニュアルを読んでも理解できない病」発症。

なんだかんだ言って私は本物を観るのが一番理解が早いので、2023年12月、思い切ってアイスホッケーの試合を観に行くことにしました。

 

以下にアイスホッケー初観戦までの紆余曲折と率直な感想を記しましたが、なにせまだ1回しか行ってないので、当日の様子についてはたまたまそうだったのか、いつもなのかの判断がつきません。

この記事が「アイスホッケーの試合観たいけどどんな感じなのかなぁ?」という方の参考になれば嬉しいですが、私自身はアイスホッケーどころかスポーツの知識がほとんどない根っからのインドア人間です。

勘違いしていることも多いと思います。

主観まみれで信憑性の低い内容であることをご了承の上、話半分でお読みいただき、実際に観戦される際は公式ホームページや信頼のおけるサイトをご参照ください。

 

相変わらず大変長いのでたたみます。

 

 

 

 

観る試合を決める

アイスホッケーの試合を観ようと決めたはいいけれど、一体どこで観れるのか。

私は最初アイスホッケーの試合は北海道でしか観れないと思っていたので(無知の極み!)、ゴールデンカムイ聖地巡礼に行った時に苫小牧に立ち寄ろうと考えていました。

しかし初めての試合観戦、所作がわからずテンパって試合を楽しむどころではないかもしれない。

そして聖地巡礼に行った時にちょうどアイスホッケーの試合が開催されているとは限らない。

アイスホッケーは冬のスポーツだから、もしかしたら今なら北海道以外でも試合が観れるかも・・・と調べてみると、なななんと、日本全国津々浦々でアイスホッケーの試合が行われているではありませんか!

しかも冬に限らずオールシーズンやっとる!!

アイスホッケーチームもたくさんあって、小学生以下のちびっこから、シニア(じゃなくてオールドタイマーって言うらしい)まで年齢層も幅広い。

中学高校はもちろん、結構な数の大学にアイスホッケー部がありました。

アイスホッケーはマイナーなスポーツだと聞いていましたが、目にする機会がないだけで、たくさんのプレイヤーがいるんですね。

「アイスホッケーやったことないけど好き」な人より「アイスホッケーやったことあるから好き」な人の方が多いのかもしれません。

 

さて、北海道でなくても試合が観れることがわかったので、改めて観に行けそうな試合を物色します。

せっかくだからロウくんたちみたいな学生さんの試合がいいなと思ったのですが、そういう場には保護者や関係者内で暗黙の了解となっている観戦マナーみたいなものがある可能性がある。

そんなところに右も左もわからないアイスホッケー観戦初心者が飛び込んだら、自覚なしに秩序を乱してしまうかもしれません。

 

どうしたもんかと思っていたところ、「アジアリーグアイスホッケー」のHPを発見!

これはどうやらアイスホッケーのプロリーグらしい。

プロの試合なら素人が見に行っても大丈夫だろうし、席も決まってるからじっと座っていれば周りに迷惑をかけることもなさそうです。

 

asiaicehockey.com

 

アジアリーグアイスホッケーに今季参加しているのは全部で6チーム。

カッコ内はホームアリーナ(リンク)です。

 

HLアニャンアイスホッケークラブ(アニャンアイスアリーナ)

レッドイーグルス北海道(nepiaアイスアリーナ)

H.C.栃木日光アイスバックス栃木県立日光霧降アイスアリーナ

東北フリーブレイズFLAT HACHINOH)

横浜GRITS(KOSÉ新横浜スケートセンター

ひがし北海道クレインズ(釧路アイスアリーナ)

 

うーん・・・。

アイスホッケー人口は思ったより多いように感じたけど、プロチームが6団体というのは確かに少ない気がする。

しかもその中のひとつ、響きのかわいいアニャン(安養)は韓国のチーム。

韓国は北海道くらいの緯度って聞いたことあるからやはりアイスホッケーが盛んなのでしょうか。

ひがし北海道クレインズはお休み中のようですが、釧路のチームとのことです。

姉畑先生!!

 

 

チケットを取る

チケットはアジアリーグアイスホッケーの公式ホームページから購入することにしました。

携帯からだとメニュー内に「チケット情報」がありますが、PCサイトだとメニューではなくその右上の赤いバナー「チケット情報」が入口となります。

試合を観たいチームを選んでからスケジュールを確認し、チケット購入へ進みます。

私は特に贔屓のチームがあるわけではなくとりあえず試合が観たかったので、自分の予定と試合日程を照らし合わせ、横浜GRITS×レッドイーグルス北海道の試合をKOSÉ新横浜スケートセンターへ観に行くことにしました。

 

観る試合が決まったので、いよいよ素人には最大の難関となる座席選びがスタートです。

チケット代はリンクによって相場が異なるようですが、KOSÉ新横浜スケートセンターの場合、2,000円から4,500円。

一体どの席で観るのが良いのか?

一般的に考えたら一番お高い席が良い席なので、新横浜の場合西側SS指定席(4,500円)がオススメと思われます。

 

確かにここからはリンク全体が見渡せそうですが、私はできれば選手の様子も間近で見たい。

選手に一番近い東側の1階C指定席(2,000円)や立見席の南ゴール裏(3,200円)も気になるけど、初めての試合観戦なので、ここは無難にSS指定席の向かい側、東側2階のSA指定席(4,000円)を取ることにしました。

 

実際に行って確認したら、C指定席、めちゃくちゃ選手に近かったです。

椅子もベンチだし、この席に座ったら気持ちはチームの一員ですね。

南ゴール裏はリンクにかぶりつきで観れる特等席。

立ち見だけど3,200円というのも納得です。

ちなみにSA席は背もたれがついている青い椅子の席でした。

 

上記の写真でお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、KOSÉ新横浜スケートセンター、意外とこじんまりとしています。

イメージとしてはプールサイドのない50mプールの周りを囲んで座席がある感じ。

ドッグスレッドに登場する「白鳥アリーナ(現・nepiaアイスアリーナ)」の収容人数4015名に対して、KOSÉ新横浜スケートセンターは2,446名(立ち見席含む)。

ドッグスレッドで描写されている広々とした会場を想像していたので念のため双眼鏡を持って行きましたが出番はありませんでした。

どの席からでも試合はもちろん選手も良く見えるし、座席の前後の傾斜もかなりついていたので「前の人の頭で見えない」というようなこともないと思います。

ただ、リンクの周りには飛んできたパックをガードする透明なボードとそれを立てているポールが設置されているので、前の方に座ると気になる人がいるかもしれません。

そう考えるとベンチにいる選手の顔も試合もよく見えて、ポールも透明ボードも視界を遮らない西側のSS席、一番お高いのも納得です。

 

ところでこれは私見になりますが、実際に行ってみて、よく知らないスポーツを初めて観に行く時は、試合や選手だけでなく観客の様子も見れる俯瞰ぎみの席が良いのかなと思いました。

スポーツ観戦に慣れている方はそんなことないと思うんですが、スポーツ素人(私)には今のプレイのどこが見どころだったのかわからないことがありました。

シュートとかナイスセーブとかはさすがにわかるけど、接戦みたいになっている時になにかしらがあって会場がどよめくと、「あ、今良い(おしい)プレーだったんだな」と気付くことができます。

お笑い番組でSEの笑い声を聞いて笑い所を知る、みたいな感じでしょうか。

あと一生懸命応援してる人に囲まれていると、こちらも自然とテンションが上がる。

SA席は選手ベンチの様子もよく見えたし、スポーツ観戦の醍醐味である一体感も感じられたので、初心者の私向きだったと思います。

 

BとかC指定席の人は角度によっては試合が見にくいかもしれないけど、入退場する選手に声をかけたりそれに応えてもらったりしていました。

どの席もそれぞれの良さがあり、お値段以上に楽しめそうなので、お好みに合わせて選ぶのが良さそうです。

 

初観戦に舞い上がってしまい、お高い西側SS席からの眺めとか、リンク際の席からの見え方などを確認してくるのをすっかり忘れてしまいました。

次回リベンジします!

 

 

見学時の服装について

アイスホッケー観戦は寒さとの戦いと聞いていたので、私はハイネックのヒートテック、セーター、裏起毛のズボン、ブーツ、ダウンのコート、マフラー、手袋、腰&お腹にホカロン、と北海道に聖地巡礼に行く時と同レベルの装備で行きました。

この日は比較的暖かい日だったので、道中周りの人にどこの北国から出てきた人かしらと奇異な目で見られてちょっと恥ずかしかったですが、おかげで全く寒さを感じることなく試合観戦を楽しむことができました。

結局マフラーと手袋は鞄にしまって観戦を終えましたが、前の方に座っていた一般的な服装をしていたお嬢さんは休憩時間に温かいスープを買って飲んでいたので、リンクに近い席の場合は特に、それなりの防寒はしていった方が良さそうです。

あと椅子は基本プラスチック製なので、腰や膝に不安がある方はホカロンなどで守りを固めていくと安心です。

 

 

会場までの道のり

試合は14時開始で、開場は13時から。

横浜駅からスケートセンターまでは徒歩5分。

と公式ホームページに書いてありましたが、リンクに一番近い地上出口からならともかく、新横浜の駅のホームからリンクまで、方向音痴でなくともこの時間で行くのは難しいと思います。

www.princehotels.co.jp

 

ちなみに私がホームに降り立ってからリンクの入口に到着するまで、15分はかかりました。

新横浜の街は道が碁盤の目みたいになっているので方向さえ間違えなければ道に迷うことはなさそうです。

ただ、スケートセンターは特別背が高い建物ではないので、遠くから「あれかな?」と見当をつけて向かうことはできませんでした。(方向音痴の秘技)

仕方がないので私のポンコツGoogle先生に聞きながら歩いていると、道路に面したセブンイレブンの隣にスケートセンターが突如出現。

窓のないこんもりした建物で、1階道路沿いからチケット売場が見えます。

その横にガラス戸の入口があって、奥にショップが隣接してました。

 

私がリンクに到着したのは12時10分くらい。(迷うことを想定して早めに新横浜入りしました。)

あたりには誰もおらずガラス戸は閉まっていましたが、キョロキョロしてたら中から関係者っぽい人が出てきてくれました。

「アイスホッケーの試合観るの初めてなのですが、何時くらいに来たらいいですか」と聞くと「そんなに早く来て並ぶ必要はないですよ」と言われました。

どうやら入場待ちするほど混まない、ということらしい。

試合前になにかイベント的なものがあるか聞いてみると、試合開始の45分前から氷上練習が始まるとのこと。

この氷上練習というのが、いつでもどこのリンクであるものなのかはわかりませんが、毎回ありそうな気はしました。

違ってたらすみません。

 

近くのカフェで時間をつぶし、13時に再びリンクを訪れると、リンク周辺は先ほどとは打って変わってずいぶんとにぎわっています。

観客の入口はチケット売り場の横のガラス戸ではなく、道路沿いを少し進んだところにある階段を昇った2階でした。

係の方が誘導してくれたのでここで迷うことはありませんでしたが、リンクは大きいので事前に入口の大まかな場所を確認しておいて良かったです。

 

入場するとロビー部分に台が置かれ、横浜GRITSのユニフォームやグッズが並べられていました。

スタンド式の売店もあって、飲み物とか軽食を売ってた・・・と思います。

テンパってて具体的に何が売っていたかは未確認です。

申し訳ない。

 

アイスホッケーは氷上の格闘技というから、会場も殺伐としているのかな?と心配していたのですが(失礼)、びっくりするくらいアットホーム。

アイスホッケーを観に来てくれてありがとう!というとってもウエルカムな雰囲気を感じました。

ここにいる人はきっとみなさんアイスホッケーが大好きで、横浜GRITSは地域の人や支援者に愛されているチームなんだなという気がしました。

grits-sport.com

 

私が新横浜駅から会場に向かって歩いている時、会場の近くでスポーツウエアを着た5人くらいの男性集団を見かけました。

部活前にコンビニに行ってきた、みたいな感じで談笑しながら和気あいあいとリンクの通用門的なところに入っていきましたが、彼らは横浜GRITSの選手だったんじゃないかなぁ・・・。

サッカーとか野球のスター選手が出待ちの人が声援を送る中サングラス掛けて颯爽と歩く、みたいな場面をテレビとかで見た気がするんですが、そういう近寄りがたい感じはゼロ。

場外で声を掛けるのはマナー違反だと思ったので心の目でジロジロ見るだけにとどめましたが、つい「今日の試合がんばってください!」と声をかけたくなっちゃうような、爽やかな好青年たちでした。

 

横浜GRITSはスポーツ選手が競技をしながら学業や仕事を両立する「デュアルキャリア」を理念に2019年に設立された新しいチーム。

人生って結構長いので、色んな選択肢があるのはいいですね。

若い人は考えることが斬新で前向き。

見習う事ばかりです。

www.youtube.com

 

 

 

氷上練習

私が到着した時にはすでに氷上練習が始まっていました。

生で初めて見るアイスホッケー選手。

 

 

ユニフォームについて

両チームともデザインがおしゃれ!

ロウくんは防具が臭いって言ってましたが、見た目的には大変清潔感があります。

全体のフォルムもかっこいい。

ユニフォームの下にはなにか防具を着けているようです。

 

ところでホームとアウェイではユニフォームって変えるもんなんですね。

全然知らんかった・・・。

ホームである横浜GRITSは青、レッドイーグルス北海道は白多めの赤でした。

アウェイではチーム色を和らげるために白っぽいユニフォームにするものなのでしょうか??

 

 

フェイスガードについて

ドッグスレッドでは顔面をあみあみが覆っていますが、選手の皆さんは透明なカバーをしていました。

カバーは鼻くらいまでしかないので口のあたりはノーガード。

安全性が心配だけど、「息で曇らないように」とか「声が届くように」とか理由が色々ありそうです。

ドッグスレッドが約10年前のお話だから当時はあみあみが主流だったのか、プロだから顔が見えるように透明なカバーにしてるのか、はたまた好みの問題か。

ドッグスレッドにもそのうちこのタイプが登場するかもしれません。

 

 

ゴーリーについて

自在に動き回る選手の中で、ひときわ身体が大きく、そしてかっこいいヘルメットをかぶっている選手を発見。

顔がめちゃくちゃちっさくて、別の生物のようです。

ゴーリーはユニフォームの下に着ける防具も他の選手とは違いそうです。

おばあちゃん言うところの「足」も思った以上にごつい。

ちょっとピンボケだけど、ヘルメットのデザインがステキ。

35番小野田選手。

 

この日のゴーリー39番成澤選手のヘルメットには似顔絵的なものが描いてありました。

 

ドッグスレッドでもお兄ちゃんのヘルメットすごくかっこいいデザインでした。

(ドッグスレッド第10話「制御不能」)

私がゴーリーだったら野田先生にデザインしてもらったヘルメット被りたい。(色々無理なのはもちろんわかってます。)

 

 

 

試合前

試合開始の時間が近づくと、氷上練習していた選手たちは一度リンクからいなくなりました。

製氷中。

製氷車はピリオドの間にもがんばって働いてました。

 

会場が暗くなり、GRITSの選手がひとりずつ紹介され、華々しくリンクに上がってきます。

 

一方アウェイのレッドイーグルスの選手はリンク脇からささっと登場。

 

入場後は整列して挨拶してくれました。

 

記念撮影的なものがあってからの

始球式的なフェイスオフ。

 

 

試合開始

いよいよ試合開始です。

 

試合が始まってから気付いたんですが、私の席はレッドイーグルス寄りでした。

周りを見渡すと赤いユニフォームを着ている人がちらほら。

私は何も考えずに空いている席を取ってしまいましたが、レッドイーグルスはロウくんのおじいちゃんも所属していた王子製紙のチームだから結果オーライ。

でもGRITSのシュートが決まった時にもつい拍手しそうになって「あ、これダメなやつかも」と自粛しました。

みんながんばってるから、どっちも応援したくなっちゃうんですよね・・・。

 

この日は横浜GRITSのホームである新横浜のリンクでの開催だったので、GRITSがホームでレッドイーグルスがアウェイ。

ホームとアウェイという言葉はワールドカップとかで聞いたことあったけど、対応の違いがあからさまでびっくりしました。

いや本当に素人発言で申し訳ない。

でも先ほどご紹介した通りレッドイーグルスには選手の紹介もなかったし、ゴールを決めてもリンク内のモニタに映し出されるのはGRITSのシュートのリプレイだけ。

場内アナウンスも完全にGRITS寄りで、チアもGRITSにしかいない(イーグルスにチアがいるかどうかはわからないけど)。

試合前にGRITSのマスコットキャラクターであるグルーガちゃんがレッドイーグルスの鷲斗くんぬいぐるみを愛でていたのが印象的でした。

グルーガちゃん、かわいい。

 

でもまぁ色んなところで試合やってるからお互い様なんでしょうね。

アウェイの方が燃えるという方もいらっしゃるだろうし。

この日もレッドイーグルスの応援に駆けつけた「ワシスタント」のお姿をたくさんお見掛けいたしました。

 

 

交代の謎

スピナマラダ!やドッグスレッドを読んでいて、いまいちピンとこなかったのがどんどん交代していくってやつ。

この交代のタイミングが時間なのか戦況なのか、試合を観ていても全然わかりませんでした。

笛が吹かれるわけでもないし、言葉を交わすわけでもないし・・・。

1回だけ手でちょいちょいって合図されて出ていく時がありましたが、それとてもかっこよかったです。

 

交代の時はベンチがごちゃつきます。

 

交代のタイミングを見計らうためか、戦況が気になるのか、選手はずーっと試合を見ていました。

電車で外を見ている子供みたいでかわいらしい。

最近そんな子供いないけど。

 

 

パックについて

パックの動きはとにかくめちゃくちゃ速いので、目で追うのが難しく、すぐ見失ってしまいました。

漫画を読んでいる時は氷の上を滑る2次元の動きをしているのだろうと思っていたのですが、実際は結構3次元。

客席方向にも頻繁に飛んできて、何度も「飛んでくるパックから目を離さないでください」というアナウンスが流れていました。

でも見てたとしても、実際に自分めがけて飛んで来たら避けるのは難しいかも。

先にご紹介した透明なボードにもガンガン当たっていました。

ボードもあるしむやみやたらと客席に飛び込むということはなさそうですが、試合中は何が起こるかわかりません。

チケットには、パックが当たっても応急処置はするけどその後の責任は取らないと明記されていました。

氷上の格闘技、観ている方にもそれなりの覚悟が必要なようです。

特に小さいお子様連れの方は、透明ボードに守られている席か、リンクから離れた席を取ることをおすすめします。

 

 

ゴールについて

実物を見てびっくり。

ゴール小さい!!

漫画を見返したら確かにこのサイズで描かれていたのですが、「ゴールと言えばサッカーゴール」のイメージがあるからか、脳内で勝手に大きめに変換していたようです。

この狭いゴールの前に立ちはだかるゴーリーを抜くのも、あんなに速いパックを止めなくてはいけないゴーリーも大変です。

装備はごついし、氷上の格闘技と言われるくらいパワーと体力が必要なのに、ゴールに関しては針の穴を通すような正確さと繊細さが求められる。

そんなギャップもアイスホッケーというスポーツの魅力なのかな、と思いました。

 

 

選手について

第1ピリオドはわりと平和的に進んでいたのですが、点が入ってくると段々白熱してきました。

プレーも熱くなってきて、20分が短く感じられるようになってきます。

最初はパックを目で追うのが精いっぱいでしたが、徐々に選手の様子を見る余裕も出てきました。

髪型は自由、髭を生やしている人もいたし、体型も色々。

そんな中、私が気になったのはレッドイーグルスの19番。

元々目立つポジションなのかもしれないけど、すごく動きが良い気がする。

試合中はとにかく動きが早くてとても私の腕では写真が撮れませんでしたが、戻ってきたところをなんとか撮影。

帰ってから調べたら、19番の中島彰吾選手、なんと日本代表でした・・・。

ちなみにコラボ写真では鶴見さんのポジションの方です。

そしてもう一人気になったのが、先ほどヘルメットの写真を撮りまくったゴーリーの小野田拓人選手(土方さんポジションの方)。

この日は試合に出ていませんでしたが、選手の紹介欄に不死身の杉元が好きって書いてあったので「私も!」ってなりました。

 

 

背番号について

ところで背番号ってどうやって決めてるんでしょうか。

初めて漫画を読んだ時、「みんなずいぶん大きな番号をつけているな」と思いました。

3桁の人はいなかったみたいですが、このポジションは大体この番号、とかなにか法則があるのかしら。

好きな番号をつけていいっぽいけど、99番は偉大な選手の番号だからあんまりつける人はいないらしいですね。

ロウくんが66番なのは名前にちなんでなのか、99番の逆の意味でなのか。

そのうち作中で番号の説明をしてくれることに期待です。

 

 

試合終了

試合が終了すると、全員リンクに出てきてご挨拶。

 

この日はGRITSが勝ったからか、ホームだからか、試合後、選手によるファンサ(?)がありました。

赤ちゃんを抱っこしている選手もいました。

どこまでもアットホーム!

 

 

試合観戦を終えて

ハードルが高いと思い込んでいたアイスホッケー試合観戦。

アイスホッケー素人が行っていいのかなとか、ルールもよくわかんないのに試合観て楽しめるのかなとか色々不安でしたが、安心してください。

入場時に配られたリーフレット

 

来場者がアイスホッケーのことをよくわかっている人ばかりでないことは、すでにバレております。

ちょっとでも興味を持って会場まで足を運んでくれた人にアイスホッケーの試合を楽しんでもらいたいと思ってくれているので、素人感丸出しで行っても全然大丈夫でした。

 

観客の層も気になるところでしたが、老若男女、本当に色々な人がいました。

赤ちゃんを連れた家族連れ、アイスホッケーをやっていると思われる小中学生、カップル、若者からご高齢の方まで年齢層は幅広く、私が見た感じ男女比も半々くらいだったと思います。

ソロ参加の方もたくさんいらしたので、私も居心地の悪さを感じることはありませんでした。

私の近くに座っていた年配の男性の方は、試合が始まるとおもむろにレッドイーグルスのユニフォームを取り出して着ていました。

ユニフォームを着ている人もいるし、普段着の人もスポーツウエアっぽい人もいる。

誰が行っても「場違いに感じる」ことはないと思います。

 

実際の試合は、当たり前ですが動画で観るより圧倒的に情報量が多かったです。

パック周辺以外の選手たち、ベンチでの様子や選手がどんどん交代していくところ、応援している人々の声や表情など、画面外の色々な姿を見ることができました。

選手との距離の近さも行ってみないとわからないことでした。

応援の声が文字通り直で届くので、応援する方もされる方もモチベーションが上がると思います。

レッドイーグルスのアウェイのユニフォームが紅白だったこともあり、選手の姿がロウくんたちと重なりました。

 

帰ってからスピナマラダ!とドッグスレッドを読んだら、理解度が全然違いました。

漫画で描かれる場面が、実際に観た映像でよみがえる感覚。

色んなものを野田先生が見せて下さっていたのに、自分のアンテナが低すぎて全然受信できていなかった・・・。

ドッグスレッドはアイスホッケーを知らない人が読んでも楽しめるけど、やっぱり本格的なアイスホッケー漫画なのだと思います。

アイスホッケーに詳しくなればなるほど、読み返すたびに新しい発見がありそうです。

 

 

アイスホッケーの試合は屋内で行われるので、天候によって中止になることはなく、雨対策も熱中症対策も不要です。

気を付けるべきは「寒いか寒くないか」のみ。

試合時間はフェイスオフから約2時間。

野球のように終了時間が読めないということもありません。

当日券も売っていたので、行ける範囲にアイスホッケーの試合が観れる場があったら、ぜひ一度お出かけください!

 

私も今シーズンもう1回くらい観に行きたいです。

そしていつかは苫小牧にも行ってみたい。

行ったらレッドイーグルスのユニフォーム買っちゃうだろうな~。

でもGRITSも応援したくなるチームなんですよね。

とにかく皆さんすっごくかっこよかったです!!

 

 

審判の方も試合中は滑りっぱなし。

プレイの邪魔になってはいけないし、体力も精神力も集中力も必要な大変なお仕事だと思います。

でも皆さんリンクの上で選手に負けない俊敏な動きをされていて、当たり前だけどスケートめっちゃ上手でした。

運営の皆さんもお疲れ様でした!

おかげさまで、ひとりアイスホッケーファンが増えました。

 

 

 

ゴールデンカムイ聖地巡礼へのリンク

旭川① 大雪山

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旭川② 北鎮記念館&護国神社

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函館① 五稜郭

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函館② 北方民族資料館&大沼だんご編

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網走① 網走監獄編

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網走② 北方民族博物館&オホーツク流氷館編

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登別温泉 登別クマ牧場編

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札幌 北海道開拓の村編

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