第3弾視聴会の出演者は、小林さんと竹本さん、小西さんでした。
リアルタイムで放送された時は飛ばしてしまったので、再配信された今回感想などを書きたいと思います。
配信の内容に触れているのでたたみます。
当時はABEMAの配信の翌日だったので、なだぎさん熱冷めやらぬお三方。
こんな風に言ってもらえて、なだぎさん嬉しいだろうなぁ。
今回は杉元と第七師団の面々が親睦を深めるワイワイ回が中心にセレクトされました。
第二十六話「スチェンカ」
第二十八話「不死身の杉元ハラキリショー」
第三十一話「メコオヤシ」
第二十六話「スチェンカ」
小西さんのおっしゃる通り、ゴールデンカムイらしい話。
ABEMAの配信でもお話出てましたが、私も「バーニャッ!」はもっと短く叫ぶ感じかと思ってました。
三宅さんの言い方に合わせたってどういうことかと思ったら、コロナの影響で別撮りだったからなんですね。
この話ぶりからして、多分小西さん短く言いたかったんだろうなぁ。
でも杉元も入っての「バ~~~ニャ!」は聞きごたえがあって良かったです!
杉元が持つカマとハンマーがソ連の国旗になってるって話、本当に野田先生というお方は細部に色んな仕掛けを忍ばせてきます。
ソ連の国旗って昔は教科書とかニュースでよく見たけど、ソ連がロシアになったのが・・・え、30年前?
そりゃお若い人はソ連とかソビエトとか言われてもピンとこないですよねぇ。
とはいえ私もこの話を聞くまであの国旗の黄色いワンポイントは弓と矢を描いたものだと思ってました。
遠目に観たら、弓と矢に見えますよね?(地理オンチの言い訳。)
杉元と岩息、狂気対狂気の殴り合い。
杉元の妙案、私も鯉登さんと同じくなんかあるんじゃないかと思ってたんですが、ただ岩息とガチンコ勝負したかっただけなんですかね。
でもあそこで引いていたらアシㇼパさんにつながる糸が切れてしまう可能性があった。
とりあえずスチェンカで勝てば後は暴力でなんとかなるだろうという考えだったのかも。
岩息も相当な強者だけど今回勝ったのは杉元なので、強さ的には「杉元>岩息>牛山さん」ということになるのでしょうか。
杉元と牛山さんは何度か手合わせしましたが、いつも途中で強制終了になってたので結局どっちが強いかはわからずじまいでしたね。
「アシㇼパさんと杉元、言葉を交わさなくてもつながってるのステキ」って言ってた小西さんがステキ。
鯉登さんも月島も、アシㇼパさんのためにスチェンカしたり暴走しちゃう杉元に何か聞いたりツッコんだりしないのが本当に不思議です。
アシㇼパさん確保が目的だからそれ以外は重要視してないのかもしれないけど、あそこまで入れ込むなんて一体どういう関係なんだろうって気になると思うんですけどねぇ。
鯉登さん(小西さん)も月島(竹本さん)もふたりの関係が尊すぎて温かく見守らざるをえなかったのかな。
第二十八話「不死身の杉元ハラキリショー」
杉元が主役じゃない回。
スタンプラリー、私も聖地巡礼の地でいくつかもらいましたが、コンプリートされた方にはリスペクトしかありません。
北海道は広いのでエリアをしぼって巡礼しても、点在する聖地間の移動は思った以上に時間がかかります。
毎回行きたい欲を優先して巡礼地を決めるので、計画途中で無理ゲーだと気付き予定を変更することもしばしば・・・。
でも例えば函館山と五稜郭の距離感とかは実際行ってみないとわからなかったし、五稜郭から函館山を見た時は「あそこから大砲撃ってきたのか・・・」と五稜郭での戦いがリアルなものに感じられたので、多少無理してでも行って良かったと思います。
スタンプラリーというごほうびがあると励みになるからありがたいんですけど、毎年期間限定なのがちょっと残念。
ぜひ通年の配布をお願いいたします。
小西さんがゴールデンカムイ展に行った時に詳しい人が展示物の説明してくれたっておっしゃってたの、本当にうらやましい!
北方民族博物館には館長自ら展示物の説明と館内の案内をしてくれる動画がありますが、あんな感じでゴールデンカムイ展の動画も作ってくれないかしら。
もちろん実物を見るのが一番いいし説明文が付いてる展示物もありましたけど、もっと詳しく、ゆっくりじっくり解説を聞きたいんですよ。
「野田サトル記念館」設立の折には、全ての展示物にゴールデンカムイの声優さんによる音声ガイドを付けていただけたら嬉しいですね!
泣いているゲンジロちゃんの目の色がちょっと薄目の茶色になってて、乙女感が増しています。
萌えポイントいっぱいのこのシーンですが、よく見るともらいっ子になるという紅子先輩の手がちいさく震えてる。
これ原作にはないので、アニメスタッフの方の判断でそうしたのか野田先生からリクエストがあったのか。
この時代のことですし、「体が大きくなったら卒業」って、厚遇されるもらわれ方ではない予感。
でも紅子先輩には幸せになってほしい。
・・・もしかして月島はそこまでわかっているからこの表情なの?
突如登場したロシア人を切るシーンはとにかく原作が素晴らしい!
杉元が足を踏み込むところも、指を削ぐところもすごい迫力。
鯉登さんの剣の切れ味が良いのもわかるし、それを使いこなせてる杉元の剣術の腕前も伝わってきます。
アニメだとちょっと大味になっているのが残念ですが、これはさすがに原作通りってわけにはいかないか。
グロいシーンも怖いですが、これが演出じゃないことを知っているはずの太鼓を叩いている人が手を止めず、ずっと笑顔だったのが一番怖かったです。
さすがプロ。
杉元の活躍が載った新聞記事、結局アシリパさんには読んでもらえなかったみたいですけど、このハラキリショーでの山田座長との出会いは長谷川写真館のエピソードの伏線になりましたね。
陸軍将校だったという山田座長、見た目もキャラも鶴見さんとのギャップがすごかった。
鯉登さんを翻弄した鶴見さんの写真、右手の形がちょっとだけ違ってますね。
しかしこの写真が2枚あるってことは、月島もこの写真持ち歩いてるってことですか・・・。
第三十一話「メコオヤシ」
休憩明け、小林さんの顔に傷が描きこまれています。
宇佐美の刺青や菊田さんのしわはいいけど、これ傷ですからね、黒で描かれてるとすごい存在感。
もうちょっと傷っぽい色だとどんな感じになるか見てみたかったなぁ。
新しいスタンプ、ほしいですね~。
でも本当に使いどころが難しい。
ゴールデンカムイ好きな人って世の中にはたくさんいらっしゃるようなんですが、私の周りには全然いません。
数十人のグループラインとかで使ってみたら誰かしら反応してくれるかしら。
でも私みたいなイカれオタクは、ちょっと好きとか読んだことあるくらいの人相手だと気まずい思いをさせてしまうかもしれない。
読む読まないは読み手の意思に委ねられるブログでひとりごとを言っているくらいがちょうどいいのかもしれません。
寒さのあまり意識が混濁している杉元。
アシㇼパさん、アニメではちゃんと顔出ししてますね。
原作では光の中から伸びる手だけ。
振り返ったその先に灯台の光が見えるってのがすごくいい。
こういう描写も野田先生って神だなと思うところです。
エノノカちゃんってしっかりしてるし度胸もあるし、大人になったら本当にこういう優雅なティータイムを楽しむ生活をしそうです。
チカパシと谷垣は再会しなくていいと私も思ってますが、エノノカちゃんは大人になったら出世した鯉登さんと会ってほしい。
という妄想をそのうち描きたいなと思ってます。
「手ぇ出しな」はとにかくイケボ。
この場面はイベントの時にアフレコしてくれたんですが、生で聞けて感動しました。
原作には戻ってきた鯉登さんのコートに染みがありますね。
観念するまでに相当悪あがきしたか、壮絶な攻防戦があったのでしょう。
月島がここまでスヴェトラーナの面倒をみるとは思わなかったって話が出てましたが、私はこれ、みんながロシア語を理解できないからかなって思いました。
あ、適任の杉元がロシア語をしゃべれないから、ではなくて、自分の気持ちを伝えても誰にもわからないから、って意味です。
任務に関係ないことを月島がするなんて、周りも月島自身も思ってない。
でも月島は、スヴェトラーナとご両親を自分の境遇に重ねて、思うところがあった。
月島って本心というか自分の内面を見せることを弱みと思ってそうだから、ここが日本だったら何も言わず、何もしなかった気がします。
でもロシア語なら自分の気持ちを吐露しても当人たちにしかわからないので、つい素が出ちゃったんじゃないかなぁ。
そういう面を見せたって杉元や谷垣はもちろん、鯉登さんもちゃんと受け止めてくれたと思いますけどネ。
今回はとっても賑やかな同時視聴会でした。
第1弾の時も思ったんですけど、小西さんって気遣いの人ですね。
なのにそれがわざとらしくなく、時には自分が道化になって、観ている人が聞きたいことを引き出してくれる。
小西さんに限らずですが、とにかくゴールデンカムイのアニメは声優陣が素晴らしい。
アフレコ現場はもちろん、大塚芳忠さんと堀内賢雄さんが雑談している様子をDVDやBlu-rayに収録してくれないかなぁ。
来週からいよいよアニメ第四期放送再開ですね!
色んな意味でどこまで行くのか今からとても楽しみです。
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冒頭で触れたABEMAのスペシャル生特番