4月27日に発売された「増刊ヤングジャンプダイイチワ」の応募者全員サービス「『ゴールデンカムイ』第一話まるごとデジタル原稿プリントセット」が届きました!
雑誌の応募者全員プレゼントに応募するなんて多分小学生以来。
こういうのってどのくらいで届くのか見当がつきませんでしたが、とりあえずハガキを投函してすぐ用意した代引き4,900円の出番が4か月経ってやっときました。
ウキウキしながら段ボールを開けると仰々しくプチプチに包まれた原稿が!
思ってたより大きいし結構重い。
すぐに中身を開けて確認したい衝動に駆られましたがちょっと待って。
貴重な原稿、汚したり折ったりしたら大変です。
まずはサイズを計り、しかるべきクリアファイルをポチります。
ファイルが到着するまでは、小窓から見える原稿の一部でがまんがまん。
数日後、届いたファイルに細心の注意を払いながら原稿を入れていきました。
途中で単行本でいうところの目次のページ分を空けるのを忘れていることに気付き、ちょっと戻ってやりなおし。
最初から単行本と見比べながら入れていけば良かったんですけどね、はやる心を抑えきれないせっかちな性分なのです。
うーん感動!
野田先生のデジタル原稿、単行本やタブレットで読むのとはまた違う重厚感があります。
断ち切り分まで描いてあるのが見えるからか、迫力も倍増。
何度も読んでいるにもかかわらず、またじっくり読み直してしまいました。
アシㇼパさんがとにかく美人さん!
この時のアシㇼパさんはアチャやレタラとの別れを経験して笑顔を失っていた時期だったからか、陰のある美少女という印象です。
杉元と出会ったことで、アシㇼパさんもまた光を得たのだということがよくわかる記念すべき第一話でした。
ところで第一話と言えばずっと気になっていたことがひとつありまして。
私はゴールデンカムイを最初kindleで買って、その後紙でも読みたくて単行本も買ったのですが、杉元が後藤さんを石で殴るこのシーン。
私が持ってる単行本もこれ↑なんですけど、kindleやアプリだとこれ↓。
かなり印象が違うので、初めて単行本を読んだ時めちゃくちゃ違和感がありました。
そういやどこかで野田先生が過去の銃の作画について「修正したい」か「した」とおっしゃっていた記事を読んだ気がする。
それがここだとすると、ついでに杉元も描き直したってことなんですかね。
特に問題があるようには見えないけど、なにか先生に思うところがあったのか、それとも他に理由があるのか。
加筆修正自体はゴールデンカムイあるあるですが、通常は単行本が発売される時にアプリも変更されるはず。
それなのにこれがkindleやアプリに反映されてないのは、単行本が発売されてしばらく経ってから描き直されたからでしょうか。
そこら辺のことについて色々気になってたんですが、私の周りに単行本を持っている人はいないし、持っていたとしてもこんなマニアックな話、普通の人にしたら気持ち悪がられること間違いなし。
だから誰にも確認できず、なんなら私の持ってる単行本だけが描き直されている可能性ある!なんて思っていたのですが、今回送られてきた原稿を見るにどうやら今はこれが公式のようですね。
ちなみに私が持っている単行本は第28刷。
一体どの版から今の杉元になったんでしょう。
もちろんそれがわかったからどうということはないんです。
そして第一巻にはもうひとつ気になるところがあって、第二話の「ウェンカムイ」の最終ページ。
赤丸で囲った眼、一体誰だったんだろう。
最終話まで読んだらわかるのかなって思ってたんですが、未だに謎。
これを見た時、あんまり怖いんで「ゴールデンカムイはホラー系の漫画なのかな?」と思ったくらいです。
ま、全然違いましたけどネ。
オソマを知らないso coolなダイイチワのアシㇼパさん。
途中までProcreateで描いてみたけど不慣れな液タブに時間はかかるし精度は低いしで結局クリスタで仕上げてしまった。
クリスタに不満はないですが、いちいちパソコンを立ち上げなくても描けるiPad用ソフトが使えたらお絵描きがもうちょっと手軽にできるかなと思ったけど習得にはやっぱり時間がかかりますね。
この歳になるとわざわざめんどいことにチャレンジせずとも手札で生きていけるんですが、初々しい杉リパを見てもうちょっとがんばってみようかな、という気になりました。
読むと前向きになれるってのが私がゴールデンカムイの好きなところのひとつです!