ゴールデンカムイだらけ

ゴールデンカムイにおける自分的萌えポイントを書いたり描いたりする二次創作ブログです。

アニメゴールデンカムイ第三十七話「あばよロシア」 感想

いよいよ始まったアニメ第四期。

同時視聴会中に放送される初回を出演者の方々と一緒に観ることができるという神企画。

めちゃくちゃカッコいいオープニングに、出演者のみなさまと共にテンション上がりまくりでした!

 

神々しすぎるアシㇼパさん。

離ればなれになっていた3人の、合流できた喜びを象徴するような笑顔がステキ。

対して不気味さを増す第七師団の面々。

鶴見さんの狂気もマシマシですが、意外(?)なことに二階堂がかっこよくてびっくりです。

そういやカウントダウンボイス、二階堂の回聴いたら二階堂じゃない時の杉田さんが完全に銀さんでした。

本当に杉田さんが二階堂なんだ・・・(まだ信じてなかった)。

 

土方さんと牛山さんと新八さんが登場する場面、背景が赤くなり急に殺伐としたので進撃の巨人はじまったのかと思っちゃった。

音楽も転調してなんかそれっぽかったし。

もちろん土方さんたちが巨人側です。

人の足持ってぶらぶらさせるとか、完全に巨人の所業ですよね。

 

下々の者を従え玉座に座り、笑顔で挨拶してくれる鶴見さん。

この手の挙げ方、独特ですけどなんかカッコいいから明日から早速真似したいと思います。

このポーズは鶴見さんのスタンダードになりそうですね。

 

房太郎はわかるけど、なんで菊田さんと有古も裸なの?

例のランキング(先生の1万字インタビュー)上位者だから?

いやちがうわ、このふたりは初登場が登別温泉だったからだ。

・・・とにかくめちゃくちゃカッコいいオープニングでした!

 

以下第三十七話の内容に触れているのでたたみます。

今に始まったことではないですが、かなり言いたい放題です。

ヴァシリ戦が大好きすぎて筆が滑りまくってしまった・・・。

大丈夫そうでしたらどうぞ。

 

 

鶴見さんに胸をときめかせるキュートな鯉登きゅん(小西さんの言い方)からスタート。

そして開幕する杉元対ヴァシリ戦。

 

白石が撃たれる前、建物の角から双眼鏡で覗いてる人影が原作では黒く塗られていますが、アニメでは色がつけてあってこれはヴァシリだって早々にわかっちゃいますね。

ここはまだみんなも尾形だと思っているから正体わからないまま話を進めて、銃構えるシーンで「ヴァシリ!!」ってなっても良かったかも。

 

視聴会でもコメントされてましたが、状況を瞬時に判断し、言葉を交わさなくても連携作戦ができる月島って本当に有能です。

杉元一等卒のことを兵士として正しく評価している様子もうかがえて、月島、伊達に軍曹やってませんね!

 

念願のヴァシリ戦、階段を駆け上がるところが杉元視点で描かれたり、ヴァシリが階段を駆け下りてきて最後ぴょ~んとジャンプしたり、アニメならではの描写がすっごく良かったです。

でも肝心の白兵戦は原作の方が迫力あったかも・・・。

アニメは動くしカラーだし絶対に有利だと思うんですけど、味噌樽ぶつけるところとか襖からザクザク刃物が出てくるところとか原作の方が断然痛そうで怖かった。

漫画はアクションの一場面しか切り取られてないはずなのに、アニメより動きが良くわかってしかも自然に見えるってどういうこと?

もー野田先生神すぎる!

 

杉元がヴァシリを組敷いて刺そうとするところ、「相手が誰かわかんないけど殺そうとしてきたから殺す」っていう条件反射モードなので、原作みたいに光のない眼の方が良かった気がします。

その方が尾形の絵を見て急にスイッチオフになった時との対比が明確になったんじゃないかと思うんですけどどうだろう。

 

その後のお絵描きタイムはかわいかったです。

ヴァシリから頭巾ちゃんへシフトした瞬間ですね。

谷垣の「杉元、なにやってんだ」の言い方も最高でした!

 

杉元の告白シーンは、単行本通りでしたね。

「アシㇼパさんを見てると・・・」というセリフ、杉元は「地獄に片足突っ込んでる自分だけど、アシㇼパさんといるとまだ現世にいていいんだと思える」、つまりアシㇼパさんがいるから生きていられると感謝してるんだと思ってたんですが、アシㇼパさんには「杉元は自分を救いたいから私のそばにいるのかな」って思われちゃったみたいですね。

なるほど、そういう意味に取れないこともないか・・・。

私はアシㇼパさんに依存している杉元イイ!って思ってるので、アシㇼパさんがそんな気持ちになるなんて考えもしませんでした。

ここ大事なシーンなのに自分の萌えを優先して本当に申し訳なかった。

杉元の本心を聞いて困惑しているアニメのアシㇼパさん、瞳がうるうるしててこれはこれでなんですが、やっぱり私は原作のアシㇼパさんの方が哀れみとも悲しみともとれるより複雑な心情が表現されているような気がします。

野田先生・・・神。

 

後半は関谷のエピソード in 阿寒湖。

ここはなだぎさんと同じく私もアニメ化はしないんだと思ってました。

キラウシのアイヌ語が聞けて嬉しい!!

キラウシの声は私のイメージよりずっと低かったんですが、渋くて響きのある良い声ですね。

ちなみに門倉さんの声は私の中ではCAT'S EYEの俊です。相変わらず古い!

門倉&キラウシコンビの今後の活躍が楽しみです。

 

関谷が網走に収監されている時のシーンに親分が出てきました。

これがあるから「モンスター」をアマプラで観れるようにしてくれたのでしょうか。

本当にありがたいことです。

ついでに「支遁動物記」も開放してくれないかなぁ・・・。

 

関谷が土方さんに「進む道が正しければ運を呼び込み、外れを引いたらその道は正しくない」と運命の選択をするよう迫りますが、これまで数々の外れを引いてきた私自身の経験からすると、その時はえらいこっちゃと思ったことでも振り返ってみたら単なる点にすぎず、そこからまた道は続いてましたね。

人間生きていれば状況も考えも変わるし、そもそも正解なんてないかもしれないので、私は「間違った選択=死」という関谷理論が正しいとは思いませんが、関谷がそういう思考に陥ってしまった気持ちはわからないでもない。

こういう価値観の違いや運命の残酷さ、そこから生まれるそれぞれの正義をご都合主義でなく見せてくれるゴールデンカムイ

多様性が求められる現代人は全員読んだ方がいいですね。

 

エンディングがまたおしゃれなんですけど!!!

北海道金神新聞、一時停止しまくって読みました。

この新聞書いた人、ゴールデンカムイ大好きに違いない。

それぞれの個性をこんなうまいことエッセンスだけまとめられるなんてセンス良すぎです。

谷垣なんて一言ですもんね。「け」。

この新聞ほしいなぁ。

ゴールデンカムイ展が北海道で開催される時に号外として配られるんじゃないかしら。

ここに書かれてることは今後アニメ化されるかな?

どこまで映像化できるのか放送を観るのが楽しみになるし、毎回答え合わせまでできちゃう素敵なエンディング。

でも画像に見入っちゃって全然音楽聴けませんでした・・・。

 

次のお話

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第4弾 同時視聴会前半

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