第四期アニメ初回放送当日の同時視聴会の出演者は、小林さん、白石晴香さん、伊藤さんでした。
セレクトされたお話を観ながらそれにまつわるエピソードなどが語られるという当初私がイメージしていた通りの同時視聴会だったんですけど、過去3回の視聴会もすっごくおもしろかったので、こういうのに正解はないんだなと改めて思った次第です。
第2弾で先輩に緊張しながらもお話を盛り上げたり、第3弾で竹本さんと小西さんに翻弄されつつハッスルしていた小林さんも楽しそうでしたが、やっぱりこのふたりといるのが一番落ち着くみたいですね。
小林さんが晴香ちゃんを見る目が優しくて、普段から仲が良い様子がうかがえます。
晴香ちゃん、なんて聡明な方なんでしょう。
この歳でこんなに的確なコメントできる人いる?
伊藤さんの仕切りも素晴らしく、白石の潜在能力の高さの片鱗が見えた気がしました。
23時からの第四期初回放送同時視聴会の様子はアニメ第三十七話の感想と共に後日書くこととして、今回はそこまでの第4弾を観ての感想などを記しておきたいと思います。
第三十五話「罪穢れ」
嘘をつくと饒舌になる尾形の回。
過去に津田さんが尾形についてコメントしている記事をいくつか読んだことあるんですが、その時の感想は「津田さんの尾形の理解度半端ないな」でした。
私は尾形がずっと謎で自分なりの考えとか当時はなかったんですけど、津田さんの尾形評はなるほどと納得できたし、その解釈は的を得ている気がしました。
具体的に「こういう男だ」と断定するような表現はなく、正直言うと「わかってるならもうちょっとはっきり教えておくれ!」と思わないでもなかったですが、このちょっと俯瞰で見たような視点が、「演じている尾形を演じる」ために必要な距離感だったのかもな、と今は思います。
声が良いのはもちろん、少ない言葉の中に垣間見える感情が妄想をかき立てる。
津田さんの理解と表現力により、尾形が「クールで無口なスナイパー」という一言では表しきれないキャラクターだということが私にも伝わってきます。
・・・実写の尾形は誰が演じるんでしょうね。
第三十四話の最後の杉元がかっこよすぎたって話が伊藤さんから出てましたが、杉元はかっこいいからこれは仕方ない。
ここは小林さんひとりでアフレコしたとのことだったので、多分小林さん自身が杉元のことかっこいいって思ってるからほっとくとどこまでもかっこよく演じてしまうんだと思います。
でも第一話で砂金探してた時の杉元ってこんな感じじゃなかったでしたっけ。
杉元もアシㇼパさんや白石と出会って色々な経験をして変わったんですね。
第三十五話は伊藤さんと一緒だったというからいつもの杉元に戻ったのかも。
ふたりに会わずに影を背負ったままのかっこいい杉元も私は良いと思いますけど、光があるからこそ影が際立つということもありますよね。
アシㇼパさんから暗号を解くカギを聞き出そうと必死な尾形。
そのうちこの話の感想も書くつもりですが、私は尾形が梅ちゃんの名前を聞かれて「トメ」とお母さんの名前を出したのが辛かったですね・・・。
ここでアシㇼパさんが「最後に食べたい物」を聞いたの、意外だったんですよ。
自分のことなんか言ってたか、ならわかるんですけど、なんでまた唐突に・・・と思ったらこれカマかけてたの?
この状況で、尾形が言ってることなんか怪しいなぁ・・・よし、カマかけるか!って思えるなんて。
アシㇼパさん・・・おそろしいこ!!
出演者の方、送られたコメント全部読んで下さってるんですね。
私もTwitterやって送れば良かったかなぁ。
でも私が思いつくような質問はすでに皆さんがしているだろうし、直接読んでもらえると思ったら逆に何書いていいかわからない!
応援コメントを書くとしても、この熱き想いは到底140文字には収まらないし、悩みに悩んだ末に気持ち悪いコメントになっちゃう予感しかしない。
もらう側からしたらどんな拙いコメントでも嬉しいってのはわかってるんですが、なかなかね・・・。
私以外にも、諸般の事情によりコメントは送らないけど心からの応援はしてるって人、きっといっぱいいると思います。
第三十六話「生きる」
あっちもこっちも大忙しの第三期最終話。
この場面転換の巧みさ、何度見ても鮮やかすぎる。
息もつかせぬ展開の中、ちょっと前までちいさいトナカイに頬を染めていた鯉登さんのこの勇姿!
第3弾の視聴会でもお話が出ていた「杉元の妙案があると信じて疑わない鯉登さん」が、鬼の形相で「よくも私の部下たちを!」ですよ。
鯉登さんは第三期で本当に色々な顔を見せてくれました。
この爆弾を一刀両断するところは鯉登少尉を代表する名シーンだと思います。
前に晴香ちゃんが、全てアイヌ語のセリフをしゃべるより日本語の中にアイヌ語が混ざってる方が難しいって話してて、どういうことかなって思ってたんですけど、「苦労したアイヌ語はなんですか?」という質問に、今回丁寧に答えているのを聞いてなるほどと納得しました。
それぞれの言語の発音の仕方が違うから、その切り替えをスムーズにするのが難しいんですね。
バイリンガルの友人は日本語と英語を器用に織り交ぜて話しますが、両方の言語が流暢に話せるからできることなのかも。
これからアイヌ語もロシア語もたくさん出てくるから声優さんは本当に大変だと思います。
でもここをいい加減にしないところがゴールデンカムイの素晴らしいところですね。
第3期の感想は端折ってしまいましたが、第1弾から第4弾まで、どれも出演者の方々の個性が光るとっても楽しい視聴会でした!
今回、これまでの視聴会ではあまりコメントを拾えなかったというようなお話ありましたが、そんなこともなかったように思います。
コメント以外の情報が多すぎて印象が薄れちゃったのかな?
セレクトされたお話以外のことも色々聞けて、とにかく内容が濃かった。
土方さんとか鶴見さん、その他の方のお話もぜひ聞いてみたいですね。
アニメ放送中にまた同時視聴会やってくれないかなぁ。
そして最後に来年開催されるイベントの情報が発表されました!!
視聴会の途中で、第五期を期待するコメントに「気が早いよ~」ってなんか含みのある言い方してたけど、これは第五期、アリなんじゃないですか?!
Blu-ray&DVD発売も決定したので、早速予約しました。
コメント送るのはハードル高いけど、こういうことで応援している気持ちを伝えたいと思います!
第3弾でスタンプラリーコンプリートした人が結構いらっしゃると聞いてびっくり!
すごい!
私は昨年2つゲットしました。
網走と函館は期間外だったんですよね。残念。
今年度のスタンプラリーにもできれば参加したいと思ってます。
夏のレジャーを楽しむ面々を雪の中に配置するのはなにか心苦しかったです・・・。
第4弾 同時視聴会後半&第三十七話「あばよロシア」
第1弾 同時視聴会(月島軍曹&鯉登さん)
第2弾 同時視聴会(杉元&菊田さん)
第3弾 同時視聴会(杉元&月島軍曹&鯉登さん)