予約していた鯉登少尉のボンボンショコラが届きました。
届いたのは少し前なので今更にはなりますが、せっかくなので食レポ的なものを書いておこうと思います。
ボンボンショコラは思った以上にコンパクト。
サイズ感がわかるように単行本と並べてみました。
文字通り手のひらサイズです。
紙のケースをスライドさせると凛々しい鯉登さんが描かれた木箱が登場。
焼き印みたいですが、これは印刷でしょうかね。
蓋を開けるとボンボンショコラが6粒入ってます。
キエエってなってる鯉登さん
超絶かっこいい鯉登少尉
投げ接吻をする貴公子
こうやって見ると鯉登さんって本当にいろんな顔を持ってますね・・・。
ひとつ開けてみました。
つるつるではなくごつごつした表面。
銀紙が破れてるのは不器用だからです。お見苦しくて申し訳ない。
チョコ部分のお味はビターで、中のお酒が漏れないように結構分厚く食べ応えがあります。
ジャリジャリはしていなかったので多分内側の砂糖のコーティングはないタイプ。
焼酎の味は「太久保ホワイトオーク」「太久保レッドカスク」「侍士の門」の三種類とのことですが、すみません、私にはちょっと区別がつきませんでした。
強いて言うなら「侍士の門」が一番辛口だったかなぁ?
芋焼酎はとろりとしていてガムシロくらいの濃度。
一口目から「芋焼酎だ!」とわかるほど主張は強くなく、後口にほんのり芋が香る程度です。
でもさすが本物の芋焼酎、しっかりアルコールは感じました。
全体的にマイルドな印象なので、ウイスキーボンボンの舌を刺すような味と香りが得意でないという方でもこのボンボンショコラならおいしくいただけるのではないかと思います。
6粒入って一箱約3,000円。
大きさから考えるといいお値段に思えないこともないですが、サロン・デュ・ショコラで売られているチョコレートの相場はこんなもんだし、本物のお酒が入っていて、さらに鯉登さんの刻印された箱代も含まれると考えると妥当なのではないでしょうか。
こういうのって大体期間限定販売ですが、鯉登さんファンのためにも定期的に販売してくれると嬉しいですね。
チョコレートの中にお酒が入っているものを「ウイスキーボンボン」と呼ぶようですが、私にとっての「ウイスキーボンボン」は、子どもの頃に食べた「砂糖でできた半透明の硬い半球の中にウイスキー風味のシロップが入っているお菓子」です。
ステンドグラスみたいにきれいでおいしく楽しいお菓子でしたが、最近見かけませんねぇ。
まだ売ってるのかしら??
以下はちょっとお遊びです。
↓
木箱の鯉登さんに色塗ってみました。
線画が良いと本当に色塗りがしやすい。
そしてやっぱり鯉登さんってかっこいい。
ドッグスレッドのロウくんのビジュアル、発表された時は鯉登さんを彷彿とさせる男前だなと思いましたが、キャラは全然違いますね。
初期の鯉登さんは現在中3のロウくんと比べても幼く感じるくらいです。
でも物語が進むにつれ、あんなに立派な将校さんになっちゃうんだから、ボンボンの伸びしろ半端ない。
ここから先はドッグスレッド第二話のネタバレを含む感想になりますのでたたみます。
ドッグスレッド、第二話には小杉キャプテンとして門倉さんが登場しましたね。
あのソフトモヒカン?は現代でも通用するオシャレさだと思います。
私が野田先生信者だと知ってる若い子に「ドッグスレッドに門倉部長出てきましたね!ああいう風にゴールデンカムイのキャラ出てくるのってどう思いますか?」って聞かれたんですけど、どうやらゴールデンカムイ好きな私が否定的な考えを持っているのではないかと心配して声をかけてくれたようでした。
私にはこれまでにドハマりした漫画がいくつかあるんですが、そのひとつがブラックジャックで、手塚作品ではお馴染みのキャラが役を変えて何度も出てくるのは当たり前のことでした。
前回刑事だったのに今回スリだったり、善人だったのに悪人だったり。
なので私は「門倉さんが若い頃はこんな感じだったのかも」なんて新たな一面を見たくらいの気持ちで正直なんとも思わなかったんですが、そうか、確かに今は見た目そっくりなキャラが別人格として他の作品に登場するってあんまりないかもしれないですね。
野田先生の新連載ということで注目度も高く、他にも色々なご意見があるのかもしれません。
でも読者が抱く様々な感情は、きっと全て織り込み済み。
ドッグスレッド、本当に練りに練られた漫画だなと思います。
今回土肥くんがロウくんの同級生になっていて、どひんチャンネルの配信者であることが明かされましたが、これはアイスホッケーを知らない読者(私)にロウくん周辺の出来事を自然な形で説明するための変更かなと思いました。
私は配信者が「勇作さん」ではないかと予想したけど土肥くんの方がずっと良い!
野田先生の手のひらの上で転がされる幸せ。
こうやってああだこうだ言いながら毎週の連載を読めるのもリアタイの醍醐味ですね。