劇場先行版 アニメ「ゴールデンカムイ」札幌ビール工場編 後編、公開初日に鑑賞してきました。
未見の方の楽しみを奪ってはいけないので、いつもは公開からちょっと日にちが経ってから感想を書いてるんですが、「来年になったらアニメで観れるしなー」とか、「時間なくて前編観れなかったんだよね」など様々な理由でこの映画を観ることを躊躇している方に、ぜひ前向きにご検討いただきたく、この記事を書くことにしました。
以下では「映画すっごく良かったから、できれば観てほしい」って話しかしてませんが、映画についてどんな些細なことも知りたくないって方もいらっしゃると思いますので、たたみます。
札幌ビール工場編 後編、鶴見さんがすごいです。
もちろんその他にも見どころはいっぱいあるのですが、それは後日改めて書くとして、とにかく鶴見さん(芳忠さん)がすごいです。
アシㇼパさんに鉢巻が似合うと言った時と、ウイルクの皮をかぶった時の鶴見さん、とても同一人物とは思えませんでした。
ゴールデンカムイを読んだことがあって鶴見さんのことを知っている方であれば、前編未見でも、鶴見さんのすごさは伝わると思います。
私も話の展開はもちろん知っているんですが、それでも今回の映画には圧倒されました。
ビール工場編から、「死」に立ち会う場面が増えるので、涙腺の緩い私は映画館で号泣して周りの人をドン引きさせてはいけないと心の準備をして行きました。
おかげで前編、後編共に難所を越えることができましたが、そこで安心したのがいけなかった。
最後の最後にラスボス登場。
原作読んでいる時は泣くなんてことなかったんだけどなぁ・・・。
映画では、様々な形の「愛」が見れたり「故郷」が語られたりしました。
その積み重ねがあったからか、ちょっとした表情や言葉から、いつも以上に鶴見さんの想いが伝わってきたのかもしれません。
札幌ビール工場編だけでなく、ここまでの道のり全ての集大成のような鶴見劇場。
ぜひ映画館でご覧いただきたいと思います。
私も今一度原作とアニメを復習してから、また観に行こうと思ってます。

前編の感想