ゴールデンカムイだらけ

ゴールデンカムイにおける自分的萌えポイントを書いたり描いたりする二次創作ブログです。

ヴァシリのプライド

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ヴァシリ対杉元戦、杉元の圧倒的な強さと反応の速さ、戦術の多彩さが際立ってあっという間に勝負がつきました。めちゃめちゃかっこいい。

しかし標的にされたヴァシリにとっては恐怖でしかなかったでしょうね。

組み敷かれた時は死を覚悟したことと思います。

 

尾形と杉元、どちらとの戦いも死と隣り合わせだったのに、尾形にはリベンジを誓い、杉元とは一緒にカレーを食べる仲になったヴァシリ。

もちろん後で尾形と勘違いしてたという誤解は解けたでしょうが、問答無用で殺そうとしてきた杉元に、よくここで手を差し伸べてくれたもんです。

杉元じゃなくてアシㇼパさんを助けに来てくれた可能性もありますが、その後も杉元を敵視することなく一緒に旅をしています。

尾形という共通の敵がいる、杉元の戦士としての強さに一目置いてる、など理由は色々考えられますが、杉元はヴァシリの得意(と思われる)分野を決して侵さない(どころか、土俵にも乗れずにちょっとかわいそうだな、と思われてる?)からではないか、という妄想を漫画にしました。

 

アシㇼパさんは弓の名手なので、狙撃手の自分と同じくプロフェッショナルとしてリスペクトしてそうです。

豊富な知識で自分を助けてくれたこともあるし、みんながアシㇼパさんを大切に思っていて、尊重していることにも納得しているでしょう。

白石のことは、皇帝殺しの仲間じゃなかったみたい・・・足撃ってすまん、と思ってるかな?

馬に相乗りしたりして、意外と仲良しさんですよね。

問題の杉元ですが、ケガしてもすぐ治るし、白兵戦には長けているし、人ではなく獰猛な動物の一種かなんかと思ってるんじゃないでしょうか?

顔の大きな傷跡も、ヴァシリは自分のためか見る人のためかマスクでガードしてますけど、杉元は隠すでもなく気にするでもなく。

アシㇼパさんには忠誠を誓い、常にそばにいる従順で狂暴な用心棒。

杉元がやることを邪魔したり、こちらからなにか仕掛けなければ攻撃はしてこない。

こういうところも動物っぽい。

たまに機嫌を損ねて強めに怒られたりしますけど、ヴァシリが特に反応しないのは、こいつは猛獣だから唸ったり威嚇したりするのは仕方ないと受け入れているからかも。

例えるなら、初期に登場してたレタラポジションでしょうか。

いやレタラにしては・・・ちょっと神聖さに欠けるかぁ。

 

尾形と杉元の違いは、ヴァシリのプライドを傷付けたかどうか。

杉元には確かに白兵戦では負けたけど、距離があれば絶対勝ってた。

ヴァシリにとって、狙撃手のプライドは命よりも大切なものなのかもしれないですね。

 

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