ゴールデンカムイだらけ

ゴールデンカムイにおける自分的萌えポイントを書いたり描いたりする二次創作ブログです。

ゴールデンカムイ28巻 感想

27巻発売時はアプリで全話無料解放中で、しかも連載当時のまま掲載されてたので加筆修正部分を見比べることができましたが、今回は記憶を頼りにその箇所を探すことになりました。

加筆修正されると、ちょっと印象変わるものですね。
特に佐一ちゃんの狂暴性が際立っている・・・。
今でもスイッチ入ると豹変するし、そこが魅力のひとつでもありますが、別に殺しにきてるわけでもないのにそこまでする?
勲章をもらえなかった理由が、気に入らない上官を半殺しにしたからって言ってて、そんなむやみやたらと暴力ふるうタイプでもなさそうなのにと思ってたんですが、28巻の佐一ちゃんをみて納得。
そういや回想シーンでも悪い顔して寅次を泣かしてましたね。
佐一ちゃんにロックオンされた勇作さんは本当に気の毒です。
もちろん勇作さんを思っての行動なのでしょうが、音之進くんと同じくお坊ちゃんな勇作さんには突然の往復ビンタ、衝撃だったでしょうね。

軍帽へのこだわり、選択は自分の意思でするべきと人にお節介を焼く一方、自分の幸せについてはノープランの杉元がこれからどんな選択をするのか?
そして勇作さん=アシㇼパさんのカット追加は、今後の展開に意味を与えそうな予感です。

それにしても京都で佐一ちゃんに洋服着せてるおじさん・・・。
佐一ちゃん、軍隊に入るまでにいろんなことがあったんですね。

この巻で一番好きなのは、第七師団との乱闘中、ハマ子さんにタックルされてる尾形です。
一連の流れの中で、尾形の表情がくるくる変わるのが本当に面白くて。
141ページの尾形の笑顔の横に、連載時は確か「これが両親から祝福されて生まれてきた子供か」みたいなあおり文が入ってたと思うのですが、あれ単行本にも入ってた方が絶対良かったなぁ。