先日開幕した「金塊争奪戦名場面選手権」。
当選したら好きなキャラのイラストサイン色紙をもらえる上に、描いてもらいたいシチュをリクエストできるとか。
なんという神企画!!
描かれたサイン色紙は公開されるのかなぁ。
皆さんがどんなリクエストをされたのか、ぜひ見てみたいです。
きっと自分には思いもつかなかった萌えが可視化されるに違いない!!
投票はTwitterをやってないとできないので、私は今回は残念ですが見学です。
Twitterをやらない理由は、このブログには二次創作要素があるので連携するのは申し訳ないからですが、連携しなくてもやったら多分ずっと見ちゃってブログの更新もお絵描きをする時間もなくなっちゃう。
それにあそこには素敵な情報があふれているから、あんまり見ちゃうと自分で発信することにも迷いが生じますしね。
投票の対象になってる名場面がすごく独特だなぁと思ったら、野田先生のセレクトだそうで。
添えられてる一言も野田先生によるものかしら。
読んでたら「そうなの?!」って思うことが結構ありました。
そのひとつが、「金塊を見つけることが杉元との別れであると感じていたのに、無邪気に笑う杉元を見たときのアシㇼパさん」です。
このシーン、アシㇼパさんが浮かない顔してたから私も金塊が見つかったことを諸手を上げて喜べなかったんですけど、「金塊が見つかったから杉元との相棒契約が終了してしまう」のを憂いている表情なのかと思ってました。
でもそうじゃなくて、「自分との相棒契約が終わるってのに、こいつはこんなに無邪気に笑っちゃうんだ・・・」の表情だったんですね。
私は杉元が以前に「金塊が見つかってもアシㇼパさんが納得するまでそばにいる」って言ってたので、金塊発見=相棒契約終了とは思ってませんでした。
杉元も多分そのつもりで、しかもその後のことをアシㇼパさんが気にしてることもわかってたとは思うんですが、この時はやっぱり素直に喜んじゃったんじゃないかなぁ。
その杉元の名場面のひとつに、ニセアイヌのシーンが選ばれてました。
アシㇼパさんへの愛を爆発させてて、私あのエピソード大好きなんですけど、当のアシㇼパさんにはやっぱりドン引きされてたかー。
アシㇼパさんが杉元の闇の深さと共に自分への想いの強さも感じてくれたらいいなと思ってたんですが、闇の深さしか伝わってなかったみたいです。
私にはこの狂気と優しさのギャップがたまらん!のですけどねぇ。
こんな感じで自分の解釈と微妙にずれていて己の理解力のなさを実感したわけですが、それと同時に新たな気付きも得られました。
そして私はとにかく杉元に甘すぎることもわかりました。
アシㇼパさんを悲しませないように気を付けたいと思います。
私は杉元の名場面を5つには到底しぼれませんが、今思いつくのは、モンスターの焼きナスになりながらもヒグマ倒すところとか、樺太でシネマトグラフ観た後、アシㇼパさんと本音をぶつけ合うところでしょうか。
焼きナスのところはとにもかくにもナイスファイト。
足でヒグマを抑えながら銃を口に突っ込んでぶっぱなしたり、そのちょっと前にも窓から引きずり出されそうになる人を足で踏ん張りながら引っ張ったり。
この足を使うってのが個人的には萌えポイントです。
全身を使って抗う杉元に煌めきを感じます。
樺太でのふたりのやりとりには、色んなご意見あると思います。
杉元はあそこでアシㇼパさんに金塊争奪戦から下りてほしいと言いましたが、私も杉元と同じ気持ちでした。
だからアシㇼパさんにそうしろって強要するのはよろしくはないけど、アシㇼパさんを人殺しにしたくないっていう杉元の気持ちはとても良くわかる。
そんなんしないで済むならそれに越したことはないですし。
とはいえこれは「杉元が間違っていると思う方向」に行こうとするのを止めたい親心みたいなもんで、相棒として対等かと言うと、それはそうではないかもしれない。
でも、杉元がアシㇼパさんに自分はそう思ってるって伝えることは悪くなかったと思います。
それを踏まえてアシㇼパさんがどうするか決めればいいわけで、実際アシㇼパさんは自分で決め、杉元もそれを受け入れました。
野田先生は網走で離れ離れになってアシㇼパさんが杉元の大切さに気付いたっておっしゃってたけど、それは杉元も同じで、これまでアシㇼパさんに意見をすることなんてなかったのに、アシㇼパさんのことを想うからこそ、自分の考えを率直に伝えたのかなぁと思いました。
ここはふたりの関係が一歩深まったなと思えた場面でした。
怖い顔してるけど、アシㇼパさんの幸せを心から願ってる杉元です。
鯉登さんはどれも間違いなく名場面なんですけど、例えばキロランケの手投げ弾を一刀両断にするところとか、投げ接吻みたいなイケメン系のシーンは選ばれてないんですね。
野田先生、「音之進くん、すごく立派になられましたね。」って息子をほめられて、「いやぁ全然ですよ!家ではグダグダでね・・・。」なんて、お言葉はありがたいけどと謙遜する保護者のような気持でこの場面を選ばれたのではないかしら。
でもここぞという時にきちんとできるの、立派です!
本当のダメ人間は、いつ何時でもダメ人間ですからね。
・・・すみません、全ていつもの妄想です。
鯉登さんのかっこ良さは言わずもがななので、こんなお茶目なところも彼の魅力ですよ、のご紹介だと思ってます。
尾形は「孤高のスナイパー」って言われてて、銃に関しては本当にその通りだと思うんですけど、素の時はこんな一面あるよね、という場面が選ばれてるような気がします。
演技に熱が入りすぎてボロを出したっていうツッコミ(コメント)も秀逸で、やっぱり尾形は野田先生からみても真面目で素直な男だったんだな、と思いました。
キロランケこそもっと違う場面選ばれてもよさそうですが、なるほどこうきたかな名場面。
「ウイルクへの愛と憧れが、そのままの強さでアンチへとネジ曲がったキロランケ」のコメントに、そんな言い方する?と思いつつ、キロランケらしいまっすぐさを感じ、納得してしまいました。
あと土方さんのアクセル・ローズ、きっと先生、ご自身でそうツッコみながら楽しく描かれていたんじゃないかなぁ。
言われる前に言っとけ、みたいな感じですかね。
他のキャラもそれぞれの本質が見えるような場面が選ばれていて、その理由を考えてたらあっという間に時間が経ってしまいました。